何がキッカケで飼うことになるかはわかりませんね!

20代のころにお店を経営していました。
そのお店の店の隣の路地からなぜか猫の鳴き声がしました。最近頻繁に「みゃおーんみゃおーん」と繰り返して鳴くので、お店が暇なときに隣の路地を見にいくと、なんと子猫が2匹もいるではありませんか。

一匹は綺麗なトラ模様の猫で一匹は少し混ざった色の猫でした。2匹はとても仲がよさそうで同じくらいの子猫だったので、すぐに兄弟だということがわかりました。

お店で猫を飼うわけにはいかず、見るだけで楽しんでいたのですが、反対側の隣のお店のおばあちゃんが頻繁にご飯を上げるようになってから、隣の路地裏に住み着くようになっていました。まだ暑い夏の季節でした。

見る分にはね・・・

猫は飼うものではなく、見る分には可愛いと思っていたわたし。

猫ちゃんはお世話するのも大変だし、たとえ捨て猫でも絶対に飼うことはないと思っていました。かわいそうだけど、見ている分にはいいのですが、自分で飼うとなるとすごく勇気がいりますよね。

だから、隣の路地裏でちょっと見れれば楽しいし、いいかなぁと思っていました。お店にくるお客様も猫がいるだけで話の話題にもなっていいなと思って気軽に考えていました。

知らない間に

2匹の猫が知らない間に1匹に。やんちゃに育つ猫ですが、、、。

月日があっという間にすぎ、猫2匹はとても仲がよさそうにいつも仲良しで遊んでいました。少し大きくなった頃に、お店の前は道路だったので、飛び出して行ってしまったり、屋根の上に乗ったりと、やんちゃするようになってきて、目が離せなくなってしまいました。

道路に飛び出したときは車がびっくりして止まってくれたんですが、どちらもケガがなくて良かったものの、たまたまラッキーだっただけで、いつ引かれることかわかりません。

そこで、一応寝床となるようなベッドを買ってきておくことにしました。ちょうど寒くなってきた季節だったので、温かいベッドはすぐにお気に入りになり、すやすやと寝るようになりました。ですが、いつの間にか2匹いた猫は1匹になってしまっていました。もう1匹の猫ちゃんを探してもどこにも居なくなってしまったのです。

どんどん猫に

寝顔を見るたびにどんどん猫にはまっていく私。

そして、店が終わったら店の隣の路地裏に寝かせて帰る日々が続いたのですが、大きく成長してくるにしたがって、お店の外から私を見て鳴いたり、とても懐いてしまったことと、秋が終わりかけて冬に差し掛かる時に、寒すぎてこのまま外で飼うには限界があるなと思った矢先に、思い切って家で飼うことに決めました。

絶対に飼うことはないと思っていただけにすごい心境の変化でした。自分でもびっくりしています。

はじめは猫なんてと思っていて、飼うつもりは全くなかったのですが、毎日顔を合わせているともう親子のような気持になってきて、離れたくなくなってくるものなんですね。今では毎日可愛くて仕方がないです。


Writing にゃおーん
毎日猫ちゃんと一緒に遊ぶことに時間を費やしてしまいます。

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