我が家のワンコ達は人見知り

我が家のワンコ達は人見知りです。
家族以外とは仲良くできないからかわいがってもらないけど・・・

ワンコを迎え入れようと思った時、人懐っこいワンコとの生活を想像していました。人も他のワンコも大好きで誰にでも可愛がってもらえるワンコとの生活を想像していました。

でも実際は違いました。

先輩ワンコ

先輩ワンコは東日本大震災の2か月前にブリーダーさんのところで生まれました。

我が家の家族になったのは震災直後です。
愛嬌がない先輩ワンコは売れ残っているワンコでした。

正確に難ありだよと言われていましたが、さみしそうな、おびえているような目を見てほっておけなくなり家族として迎えることを決めました。

後輩ワンコ

私が車の事故に会い気分が落ち込んでいた時にたまたま通りかかったペットショップにいた子です。

なんとなく見ていたワンコ達の中で「この子だ」と感じてしまったワンコです。
先輩ワンコもいたのですが、迷うことなく家族として迎え入れました。

ものすごく人見知り

先輩ワンコはブリーダーさんにも言われていたように私たち家族に慣れるまでに時間がかかりました。

とにかく終始びくびくしていました。私の住んいるところは被害は少なかったですが、それでも旦那の会社が休みになったり水道が止まったりという状況はあったので、外に出してたくさんの人に出会う機会も少なかったです。

もともとの性格と震災直後という環境もあって、大きくなっても家族以外にはなれないワンコになりました。

散歩に行くのは好きだけど、他のワンコの気配を感じると逃げるように家に走る、私に抱っこをせまるという感じです。
家族以外の人に触ってもらうのも嫌いなので、家族以外には心を許していないんだと思います。

後輩ワンコはペットショップからきたせいか、行動も積極的です。

いろんなものに興味があるので他のワンコにも近寄っていきます。
人も大好きなのでどんどん近づいていくのですが、やはり好みがあうようで、どんな人にも触ってもらえるワンコではありません。

うちのワンコ達は、私が想像していたワンコとの生活とは180度かけはなれたものになっています。

私たち家族しかいない

先輩ワンコは変わり者、後輩ワンコも好みがはっきりしているという変わったワンコ達です。
外に出すと、吠えてばかり、逃げてばかりで可愛くないワンコ達だなと思われているはずです。

でも家族にはたくさんのかわいい顔を見せてくれます。

誰かが帰ってくると必ず出迎えに行く、三男がトイレに行くと後を追ってトイレから出てくるまで見張る、私がお風呂に入っている時は外でずっと待っていてくれる、長男が私に叱られていると「ママ、もう叱らないであげて」と訴えているかのように、私をなだめに来る、外の人には絶対にわからないですが
私たち家族の前ではいろいろな顔を見せてくれます。

うちのワンコ達は、誰にでも可愛がってもらえるようなワンコではありません。きっと不器用なんだと思います。

最初の頃は、なんでこんなに人嫌いなんだろうなと思ったり、不憫に思うことも多々ありました。
でも最近はこの子たちが心を開いているのは私たち家族だけなんだ、私たちがいないとダメなんだと思うようになりました。

家族以外に慣れないので大変だと思うこともありますが、こんな不器用な子たちと過ごせるのは私たち家族だけなんだと
思います。

不器用だから余計に可愛い、手がかかるから余計に可愛い、それが我が家のワンコ達です。


Writing なお
毎日ワンコ達に癒されことに幸せを感じています。
3人のギャング達(息子)との格闘もなかなか楽しい(笑)ですが、イライラMAXになるとワンコ達が慰めてくれます。
いやなだめてくれているのかもしれません。

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